ミニチャンバー
ミニチャンバー

SmartScanオプション「ミニチャンバー」は、外部からの環境ノイズ(外来ノイズ)を遮断し、内部反射の影響に配慮した測定環境を提供する電波暗箱(シールドボックス)です。
測定対象から発生する電波の外部漏洩も抑えるシールド構造を備えているため、電波暗室の利用状況に左右されにくく、オフィスや実験室のデスクサイドで安定した電磁界スキャン測定環境を構築できます。

課題と導入効果

現状の課題外来ノイズの影響で、測定対象本来の放射ノイズが判別できない
一般的な実験室やオフィス環境には、Wi-Fiや携帯電話、周囲の機器から発せられる外来ノイズが飛び交っています。そのため、SmartScanで微小な電磁界を測定しようとしても、外来ノイズに埋もれてしまい、基板そのものが発生源であるノイズとの区別が困難になります。
導入後の効果
ミニチャンバーが外来ノイズの侵入を抑制するため、安定したシールド環境の中で、基板自体から放射されるノイズを明確に測定・マッピングできます。

現状の課題電波暗室の空き待ちで、デバッグや対策のサイクルが遅れる
EMI測定のために毎回電波暗室を予約・利用する場合、暗室の空き状況によって開発スケジュールが左右され、対策前後の比較評価をタイムリーに行うことができません。
導入後の効果
電波暗室の利用タイミングに左右されにくく、開発デスクのすぐ近くでシールド環境を構築できるため、対策と測定のサイクルをその場でスピーディに回すことができます。

現状の課題測定中の信号が外部へ漏洩するリスクがある
高周波の信号や特定の電波を扱う基板をオープンな環境でスキャン測定すると、周囲の機器に電波干渉を引き起こしたり、電波環境に影響を与える場合があります。
導入後の効果
内部からの電波漏洩を抑えるシールド性能により、周囲への不要な電波放射に配慮した測定環境を構築できます。

SmartScanとの連携

SmartScan(350 / L)とミニチャンバーを組み合わせることで、外来ノイズに左右されにくい一貫した測定環境を構築できます。

プローブアクセスを考慮したシステム構成

SmartScanのロボットアームやプローブの精密なスキャン動作、測定エリアを考慮したシステム構成に対応。シールド性能を維持しながら、内部の基板へアクセスしてマッピング解析を行えます。

サードパーティ製ミニチャンバーとの柔軟な連携

お客様の既存設備やワークエリアのご要望、仕様に応じて、各種サードパーティ製のミニチャンバーとのシステム統合・組み合わせに関するご相談に対応します。

主な特長

  • 外来ノイズの遮断および内部反射の影響に配慮したシールド環境
  • 電波暗室と比較して、導入コストを抑えた測定環境を構築可能
  • キャスター付きによる容易な移動・設置性
  • SmartScan L および SmartScan 350 の双方に対応
外観

ミニチャンバーに関するお問い合わせ

  • 自社で保有している、または検討中のシールドボックスがSmartScanと組み合わせ可能か確認したい
  • ミニチャンバー導入の費用感や納期を知りたい
  • 対象となる基板サイズや配線ルートがチャンバー内に収まるか確認したい
  • 実際のシステム構成例やシールド性能について詳しく知りたい

…など、お気軽にお問い合わせください。
お客様の評価環境に合わせた最適な測定構成をご提案いたします。

SmartScanシリーズ 比較表