プリント基板CAD : 配線作業

推奨線幅の計算(インピーダンス制御)

インピーダンス制御の必要な配線に対して推奨配線幅が簡単に計算できます。
シングルエンドの「推奨線幅」はもちろん、差動ペアの「推奨ギャップ」も配線画面から確認することができます。

インピーダンス値は±10%公差を想定した理論値となりますので、ギャップの参考値としてご使用くださいませ。
なお、材料によって測定値が変動しますので、詳細は製造予定の基板工場にご確認をお願いします。

推奨線幅算出の準備

推奨線幅、推奨ギャップを計算するために、事前に層構成の設定が必要となります。

項目 内容

層設定

基板の層の設定を行います。
板厚、めっき厚、ベタ層、材質、比誘電率の設定が必要です。

 


推奨線幅の計算方法(シングルエンド/差動ペア)
シングルエンドの推奨線幅の計算方法をご紹介します。
(1) 配線をダブルクリック
⇒配線ダイアログが表示されます。
(2) 配線ダイアログにて「インピーダンス」にチェックをいれます。
⇒インピーダンスの設定項目が表示されます。
(3) 「推奨線幅を計算」をクリック
⇒インピーダンスの目標値入力画面が開きます。
(4) インピーダンス値を入力しOKをクリック
⇒今回は「60」を入力します。

(5) 推奨線幅が表示されますので、「はい(Y)」をクリック
⇒推奨線幅が線幅に反映されます。
   
  ※差動ペアの推奨線幅の計算も同様の操作で可能です。

 

推奨ギャップの計算方法(差動ペア)
差動ペアの推奨ギャップの計算方法をご紹介します。
(1) 配線をダブルクリック
⇒配線ダイアログが表示されます。
(2) 配線ダイアログにて「インピーダンス」にチェックをいれます。
⇒インピーダンスの設定項目が表示されます。
(3) 「推奨ギャップを計算」をクリック
⇒インピーダンスの目標値入力画面が開きます。
(4) インピーダンス値を入力しOKをクリック
⇒今回は「100」を入力します。

(5) 推奨ギャップが表示されますので、「はい(Y)」をクリック
⇒推奨ギャップがテキストボックス内に反映されます。
   
  ※現在のバージョンでは、推奨ギャップをPCB図面に反映することはできかねますので手動で間隔調整をお願いします。