プリント基板CAD : 各種便利機能
ビアの連結
非貫通のビアを重ねることで連結させる機能についてご紹介いたします。連結することで同一座標上に配置された複数個のビアをまとめて選択・移動・削除できる他、ビア間のクリアランスエラーを回避することが可能です。
| ビア連結 |
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| ビアを分離 |
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重ねたビアを連結する場合はその他DRC設定で『ビアスタックを許可する』設定が必要となります。
ビア内に表示されているビア貫通層は表示/非表示を切り替えることができます。
全層貫通ビアは必ず非表示になります。
重ねたビアを連結
連続する非貫通のビアを同一座標上に配置すると、ビアを連結できます。
重ねるビアの連結条件
・非貫通ビア同士であること
・ビアが同ネットであること
・ビアが同一座標上であること (座標が異なっている場合は連結されません。)
・非貫通ビアで開始/終了の層設定に重複する層(開始層ともう一方の終了層が同一層)が存在すること
・DRC/MRC設定のその他DRCで『ビアスタックを許可する』で許可されていること
連結されていない重ねられたビアの距離が『スタックずれの許容値』よりも大きい場合、DRCエラー「スタックビア」で検出することが出来ます。
| ビアの連結 |
| 重ねたビアを連結させる方法をご紹介します。 |
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重ねたビアを連結する場合はその他DRCで設定が必要となります。
連結中は個別のビアを選択、編集ができません。
編集を行う場合は一旦ビアの分離を行ってください。
連結後は、重複するビア貫通層が統一されます。
| 連結 | 連結無し |
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重ねたビアの分離
連結してひとつになったビアを分離することが出来ます。
| 重ねたビアの分離 |
| 重ねたビアを分離させる方法をご紹介します。 |
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ビア分離時の配線補間は、「ドラッグ移動」もしくは「配線移動」の操作から「ビア分離」を行った場合に行われます。
「移動」の操作からは配線補間されません。









