Quadcept Maintenance

データ管理

「データ管理」タブではQuadceptの環境設定の初期化や、部品や設計データのバックアップを取得復元することができます。
また、データベースのクリーンアップや、データベース内に存在するv9以前のプロジェクトデータをVer.10形式で一括出力が可能です。

※こちらの操作はQuadcept起動中には行えません。Quadceptを終了した状態で実行してください。
 また、各機能の使用にあたっては「データ管理」タブでのログインが必要となります。

環境設定初期化

環境設定初期化の方法
環境設定を初期化する方法をご紹介します。
環境設定とはワークスペースやリボン、ショートカットキーの割り当てなどのカスタマイズ、言語設定等の設定となります。
(1) 『Quadcept Maintenance』ウィンドウを開き、「データ管理」タブを選択します。

※各機能がグレーアウトされた状態で表示されます。各機能を使用するには【ログイン】が必要です。
(2) 【ログイン】を選択してQuadceptにログインします。

※ログインには少し時間がかかることがあります。
(3) 【環境設定初期化】を押下し設定の初期化を実行します。

※環境設定はユーザーアカウントごとに管理されており、(2)でログインしたユーザーの環境設定のみが初期化されます。

 

バックアップ

バックアップデータの取得方法
バックアップデータの取得方法をご紹介します。
「データ管理」タブからのバックアップデータ取得では、部品や設定ファイル、環境設定など全てのデータをまとめてバックアップとして取得することが可能です。
(1) 『Quadcept Maintenance』ウィンドウを開き、「データ管理」タブを選択します。

※各機能がグレーアウトされた状態で表示されます。各機能を使用するには【ログイン】が必要です。
(2) 【ログイン】を選択してQuadceptにログインします。

ログインには少し時間がかかることがあります。
(3) 【バックアップ】を押下し、保存先とファイル名を任意で決定してバックアップデータ(zip)を保存します。

※ユーザーIDごとに管理されておりますので(2)でログインしたユーザーIDの使用していたバックアップデータが取得されます。

※バックアップデータの作成には少し時間のかかることがあります。

 

バックアップ復元

バックアップデータの復元方法
バックアップデータを復元する方法をご紹介します。
「データ管理」タブからのバックアップデータ復元では、同タブより作成したバックアップデータ(zip)を復元することができます。
(1) 『Quadcept Maintenance』ウィンドウを開き、「データ管理」タブを選択します。

※各機能がグレーアウトされた状態で表示されます。各機能を使用するには【ログイン】が必要です。
(2) 【ログイン】を選択してQuadceptにログインします。

※ログインには少し時間がかかることがあります。
(3) 【バックアップ復元】を押下すると、『バックアップ復元』ウィンドウが開きますので復元するファイル(zip)を選択し【復元】を実行します。

※「リストから選択」にはバージョンアップを実行した際に自動作成されるバックアップデータ(zip)が表示されます。復元したいデータがこちらにある場合は「リストから選択」にチェックを入れて選択してください。

※任意のファイルを選択する場合は「ファイルを選択」にチェックを入れ、右端【…】を開いて任意の保存先からファイルを選択してください。
(4) 【復元】を実行すると『Quadceptメッセージ』が表示され、現在のデータが上書きされることを確認されます。問題なければ【はい】を選択しバックアップデータの復元を実行します。

※バックアップデータの復元には少し時間がかかることがあります。
 

データベースのクリーンアップ

データベースのクリーンアップ方法
データベースをクリーンアップする方法をご紹介します。
「データ管理」タブからのデータベースのクリーンナップでは、データベース(.qdb)に保管されている一時ファイルを削除し空き容量を確保します。
※自動バックアップファイルも一時ファイルですので削除されます。
(1) 『Quadcept Maintenance』ウィンドウを開き、「データ管理」タブを選択します。

※各機能がグレーアウトされた状態で表示されます。各機能を使用するには【ログイン】が必要です。
(2) 【ログイン】を選択してQuadceptにログインします。

※ログインには少し時間がかかることがあります。
(3) 【クリーンアップ】を押下すると、『Quadceptメッセージ』ダイアログが開き、クリーンアップされるデータベースと確保される空き容量が提示されますので、【はい】を選択し実行。
(4) クリーンアップが実行されると『Quadceptメッセージ』として「クリーンアップが完了しました。」と表示されますので【OK】で完了です。

※データベースのクリーンアップには少し時間がかかることがあります。
 

QDBファイル一括エクスポート(*.qproj)

データベース(QDB)からプロジェクトファイルを一括エクスポートする方法

データベース(QDB)からプロジェクトファイルを一括でエクスポートする方法をご紹介します。
Ver.10からプロジェクトはファイル化(.qproj)されています。
データベースからVer.9以前に作成されたプロジェクトデータをVer.10形式のファイルに変換して一括でエクスポートします。
※出力はフォルダを指定して、ディレクトリ単位でプロジェクトデータをファイル化して出力します。

(1) 『Quadcept Maintenance』ウィンドウを開き、「データ管理」タブを選択します。

※各機能がグレーアウトされた状態で表示されます。各機能を使用するには【ログイン】が必要です。
(2) 【ログイン】を選択してQuadceptにログインします。

※ログインには少し時間がかかることがあります。
(3)

【一括エクスポート】を押下すると、『Quadceptメッセージ』ダイアログが開き、データベース(*.qdb)からプロジェクトファイル(*.qproj)が出力されることが確認されますので【OK】を選択。

※出力処理中はデータベースにアクセスしないでください。データベースを共有中は他ユーザーがアクセスしていないことを確認して実行してください。
※出力には少し時間がかかることがあります。

(4) Windowsのエクスプローラが開きますので、保存先となるフォルダーを選択し【OK】を実行。
(5) ステータスバーが表示され、指定したフォルダに対して一括出力が実行されます。
※一括出力の完了までは少し時間がかかることがあります。
(6) 出力が完了し、出力先のディレクトリを開くかを確認されますので【はい】で出力されたデータを確認します。
(7)

出力先のディレクトリが開き、データベースから出力されたプロジェクトデータが確認できます。
※出力はディレクトリがフォルダ化されて出力されています。

 

以上で一括出力は完了です。