回路図エディタ : 部品を配置する

部品更新(回路図)

部品更新は、部品やシンボルの更新を行います。部品の修正内容を配置済み部品に反映します。

この機能を使用することで、最新の部品属性情報や形状を回路図データに反映することができます。
コストや在庫数など常に変化する部品属性を回路図上で確認することができます。

※「シンボル」を編集して『形状』に反映、「部品」を編集して『属性情報』に反映させます。
 「シンボル」編集での “ピン情報” 編集は「部品」に反映されませんので【部品更新】でも反映されません。
※オプションとして『ピン情報を維持する』にチェックを入れることで、
 回路図上で編集したピン情報(「ピン」「SWAP」「アサイン」)を維持することも可能です。

また、一部の部品のみ部品更新したい場合は部品を選択してから部品更新すると選択部品のみで更新することができます。

形状更新

部品更新前 部品更新後

属性更新

部品更新前 部品更新後

 


回路図内の全部品を更新
回路図内の全部品を更新する方法をご紹介します。
(1) 上部メニュー【プロジェクト】
→【部品更新】をクリック
(2) 「対象」にて『全部品』を選択
(3) その他設定を実施後、【OK】をクリック
「部品更新」ダイアログの詳細については部品更新画面説明をご参照ください。
(4) 「OK」をクリック

⇒回路図内の全部品が最新の状態に更新されます。

 

選択部品のみ更新
選択した部品のみを更新する方法をご紹介します。
(1) 部品を選択
(2) 【右クリック】→【更新・交換】→【部品更新】を選択

 

(3) 「対象」にて『選択部品』を選択
(4) その他設定を実施後、【OK】をクリック
「部品更新」ダイアログの詳細については部品更新画面説明をご参照ください。
選択した部品と同一の部品がプロジェクト内に存在する場合は、選択されていない部品も含めて更新を行うかを選択することが可能です。
(5) 【OK】をクリック
選択した部品が最新の状態に更新されます。

 


部品更新画面説明

対象
項目 内容

全部品

プロジェクト内の回路図上に存在する全ての部品に対して部品更新を実行します。

選択部品

選択している部品のみ部品更新を実行します。
部品が予め選択されている場合のみ表示されます。

 

オブジェクト
項目 内容

属性

部品の属性を更新します。(部品のピン情報は別)

シンボル

シンボル形状を更新します。(部品のピン情報を含む、シンボルシートのピン情報は【部品更新】の対象外)

フットプリント

フットプリント形状を更新します。

 

参照ライブラリ
項目 内容

ライブラリキャッシュ

ライブラリキャッシュ上の部品から部品更新します。

データベース

データベース上の部品から部品更新します。
・参照データベースを「local-db」「master-db」から選択

 

オプション
項目 内容

ピン情報を維持する

回路図上の部品が持つピン情報を維持します。
「ピン」「SWAP」「アサイン」の情報が引き継がれる。
(「アサイン」については、
 シンボルグループが変わらない・同じゲート(シンボル)が更新後も存在することが引き継ぎ可能な条件)

チェックを外した場合はマスターの部品の情報が反映されます。

 

更新対象外の設定
項目 内容

部品

更新対象外となる部品を設定することができます。

属性

更新対象外となる属性を設定することができます。

追加/削除

更新除外部品・更新対象外属性を一覧へ追加/削除します。

追加された部品・属性は更新の対象外となります。
追加された部品・属性を削除すると更新の対象となります。

 

更新対象外部品の設定方法
更新対象外部品の設定方法をご紹介します。
(1) 【追加】をクリック
(2) 『接頭文字で指定する』か『個別で指定する』を選択
(3) 部品更新の対象外とするReferenceを選択し【OK】をクリック
「Shift」キーや「Ctrl」キーを押しながら選択することで、複数のReferenceを選択することが可能です。
選択したReferenceが更新除外部品の一覧に追加されます。
更新除外の設定を解除する場合は、一覧内のReferenceを選択後、【削除】ボタンをクリックすることで解除が可能です。

 

更新対象外属性の設定方法
更新対象外属性の設定方法をご紹介します。
(1) 【追加】をクリック
(3) 部品更新の対象外とする属性を選択し【OK】をクリック
「Shift」キーや「Ctrl」キーを押しながら選択することで、複数のReferenceを選択することが可能です。
選択した属性が更新除外部品の一覧に追加されます。
更新除外の設定を解除する場合は、一覧内の属性を選択後、【削除】ボタンをクリックすることで解除が可能です。