プリント基板CAD : 各種便利機能

座標入力

配線の作図やビアの配置などを座標入力により行うことができます。シルクや外形などを位置指定で作成する場合に便利に使用できます。入力する座標は「絶対座標」か「相対座標」から選択が可能です。

座標入力画面


 

座標入力による作図方法
座標入力により配線を作図する場合の方法を例としてご紹介します。
(1) 【編集】
→【座標入力】
を選択
⇒「座標入力」画面が開きます。
(2) 【PCB作成】
→【配線】
を選択
⇒配線モードとなります。
(3) ラッツをクリックし配線を引き出した後、配線の構成点となる座標を指定
(4) 「適用」を選択
⇒指定した座標まで配線が作図されます。
(5) 配線を接続するパッドの座標を指定
(6) 「適用」を選択
⇒パッドまでの配線が作図され、パッド間の配線が完了です。

 

座標入力画面説明

 

項目 内容

絶対座標

チェックを付けることで、絶対座標で座標を入力できます。

相対座標

チェックを付けることで、相対座標で座標を入力できます。

X:

X軸の座標を入力します。一度入力した値はプルダウンメニュー内に保存され、簡単に再設定が可能です。

Y:

Y軸の座標を入力します。一度入力した値はプルダウンメニュー内に保存され、簡単に再設定が可能です。

クリア

入力された「X:」と「Y:」の値を「0」に戻します。

適用

入力された座標を基にオブジェクトの作図を行います。